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影響の渦

横浜美術館で開催中のメアリー・カサット展、とてもよかったです。

メアリー・カサットは、2〜3年前に私が仕事で19世紀頃の女性の服装を調べていて、資料としてその当時の絵画ってとても参考になるのでその年代の画家を検索していたときにたまたま見つけて知りました。

はじめは優雅な感じの女性の油彩画を観て、ちょうどドレスの感じが求めていたイメージだったので彼女の作品を何枚も観ているうちにドレスより絵の中身に心が奪われて、その後版画の作品を見つけてすっかり好きになり、以降だいぶ影響を受けた気でいます。

 

今回の展覧会、私がネット上で眺めていた中(こちらとか)の観たかった作品が多かったように思います。

特に楽しみだった、日本の浮世絵の影響を受けたころの版画がたくさん観れたのが嬉しかったです。

油彩も素敵で、このまえモネ展を観た時も思ったんですけど意外とキャンバスの中に絵の具をのせてない部分が残されていて、なんだか空気穴というかそこから新鮮な風が通るような気持ちの良さを感じるのです。 描いていて塗ることにとらわれずに絵全体を感じながら「これで良し」と筆を止めたときの瞬間の情熱が伝わってくるような気持ちになりました。

 

カサットの作品と一緒に、影響を与え合ったと言われているドガの作品や交流のあった女性画家たちの作品、彼女が影響を受けた浮世絵なども展示されていて、カサット自身の絵が思ったよりは多くなかった感もありましたけど、 でも作品一枚一枚が豊かで離れがたいほど素敵で十分満足できましたよ。

モノトーンの版画の小さな作品も多く展示されていて、細かな描写の部分とあまり描かない雰囲気だけの部分の描き分け方なんか、挿絵の仕事の参考にできそう。

 

横浜での展示は今週末の9月11日(日)まで、そのあと京都に行くそうです。

あと横浜美術館内は冷房がとても効いていて、私は袖なしのワンピースだったので後半凍えそうでした。羽織るもののご用意を。

 

19世紀に日本の浮世絵の影響を受けたカサットの作品に、現代の日本で(ちっぽけな私ですが)影響を受けてる人がいるって面白いなと思ったり。

そんなこんなで…、前回の記事で載せさせてもらった絵を描き直したくなりまして、もう一回描きました。

カサットの版画風に描いたつもり。。

 

みなとみらいはよく行くんですけど横浜美術館を訪れるのは久しぶりでした。このブログで振り返ってみたら9年ぶりだったみたい。

美術館の向かい側におしゃれな建物ができたんですね、知らなかったです。MARK ISというんですね。

1階ではベイスターズ戦が大画面で観戦できるようで、立ち寄ってみました。高級そうな外観とは違って中は意外と庶民 派な様子、4階のレストランフロアにはフードコートがあったので、冷房で冷えきった体を暖めたくて博多ラーメンいただきました。おいしかった。

 

 

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| 展覧会など | 02:23 | comments(0) | trackbacks(0) |
夢見心地です

ご挨拶が遅くなってごめんなさい。

個展Dreaming、おかげさまで無事に終了しました。

ブログをとおしてお知り合いになれた方もお越しくださって、無機質な電気の信号とも思える道具から(ともすれば現実かどうか分からなくなりそうな世界の中から)こんなに温かい縁をつないでいただけて、個展を終えてますますありがたく感じました。

心から感謝いたします。

私が在廊していないときにお越しくださったかたも、たいへん失礼いたしました。どうもありがとうございました。

また、お気にかけてくださりながらご都合でお越しいただけなかった方もお礼申し上げます。

 

これが2度目の個展、実は自信のなさからずっと個展をすることに尻込みしてきたのですけど、今回はお世話になっている方のご縁から思い切ってまた個展をやらせていただいてよかったなと思いました。

本当ならまだ私が個展をするのは早いと感じますし、もうちょっとちゃんとした絵をたくさん描けるようになってから、胸を張って個展をしたいと考えているのですが、たいへん申し訳ないことと思いつつこの時点での頑張った作品をお観せして、皆さんからのご感想をうかがって参考にさせてもらう場でもあるのかなと思えてきたからです。

そして、いい絵を描けるようになることでご恩返しにさせていただきたいと考えました。

言い訳みたいになってますけど。。スミマセン。

 

あと、このところ運良くお仕事で絵を描くことが多くて、これは 幸せなことではあるのですがなかなか自由に好きなように描くことはできなかったりするので、自分らしい絵を忘れそうになっていたところでもあり、この個展でちょっとリハビリのような気持ちで好きなように、少し無責任なくらいの自由さで絵を描かせてもらえたことも、自分としてはありがたいタイミングでした。

しかしなんといってもこんな私でも皆さまに相手にしてもらえたことが嬉しくて、励まされました。

みんな優しいんだもんなあ。

甘えないで、また次の機会を許してもらえるならば今より少しでも楽しんでいただけるように頑張ろうと思います。

本当にありがとうございました。

 

 

 

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| 展覧会など | 23:00 | comments(2) | trackbacks(0) |
ドリーミン
私の住む神奈川県も梅雨入りしてたのですね、知らなかったです。
近所のアジサイもつぼみと一緒にしっかり丸く花を咲かせているのもありましたよ。

おかげさまでなんとか絵のお仕事をはじめることができて、5年くらい前から(間違え:4年くらい前でしたスミマセン)はご依頼をいただくことが続いてその間約2年の週刊誌の連載の挿絵をやらせていただいたことも重なったり、あたふたと、経験がないことだらけの、恐縮してばかりの、もう、岸の見えないシケた海で方向も判らずひたすらバタ足している毎日だったような気がします。
プロとしていろんな方々にご迷惑をおかけしたようにも思えてきて、未だに思い出すのがちょっと辛いです。
だけどやってみたかったお仕事をやらせてもらえて、全部寝ぼけて夢見てただけだったか?あれっ?なんてハッとしちゃうくらい、ありがたくて幸せなことだと思ってます。

そんな夢のような時期も一段落ついたようで、今はだいぶ落ち着きました。
「落ち着いた」というのは、つまりお仕事が少ないということなので、ほっとできるのと同時にこのまま絵のお仕事がなくなるんではないかという不安が立ちこめてくる、微妙な気持ちの時でもあるんですけど。
でも、こんなときこそ今度シケの海に出ることがあったらもう少しちゃんと泳げるように鍛えておくべしと考えています。

そんなときにタイミング良く個展のお話をいただいて、久しぶりの自由な気持ちで絵を描かせていただくことになりました。

Dreaming 夢見る心地で心を奪われている

2016年6/29wed〜7/2sat・7/6wed〜7/9sat
※期間中にお休みが入りますご注意ください

ブックカフェ槐多
東京都世田谷区松原2−43−11
キッド・アイラック・アート・ホール B1F
明大前駅(京王線 / 京王井の頭線)徒歩2分
map

カフェ営業時間内での展示です
[水・木・金・土 14:00–21:00(L.O 20:30)]
カフェですので1オーダーをお願いいたします


一応、このブログは匿名で始めていて、匿名だからこその記事を続けていきたいと思っているので私の名前はテキストとしてココに書かないでおこうと思います。

今回の個展のお話をくださった方は、7年前私の初めての絵のお仕事をご依頼くださった方でした。
ありがたいな。
やっぱり幸せ者です。

 
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| 展覧会など | 01:36 | comments(2) | trackbacks(0) |
進化がとまらない
絵のお仕事をしたいとかうまくなりたいとか、関係ない気持ちで以前から好きだった村上豊さんの絵。
文京区の野間記念館の展覧会に行きました。
展示期間に前期と後期があって、前期のときは知らなくて今開催中なのは後期です。
ちなみに5月22日(日)までです。

はじめて原画を拝見しました。
何年も前の作品から現在の作品まで展示されていて、今年80歳を迎えられるという村上さん(私なんかが言うのも恐れ多いですが)、昔よりも今という感じでまだ進化なさっているようで驚きました。昔といってもすでに素晴らしい絵なのに、そこから更になのです。
大胆で繊細な画風はそのままで、よりいっそう力が抜けたような簡潔さで気持ち良く描いていらっしゃる感じがしました。

表紙や挿絵のお仕事の作品もたくさん展示されてます。
決められたサイズの画面で、どこまで豊かに表現を広げられるものか、描かないで想像させる部分と思い切り見せる部分、いろんなやりかたで自由にやってみたらいいよ!と教えていただけたような気がしました。

文字も魅力的で、私は絵の中に文字を入れるのは少し勇気のいることだったのですがちょっと真似したくなって、やってみました。

帰り道は近くの水神社でお参りしてかえりました。
水彩画、上手になりますように精進できる心が備わりますように。

 
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| 展覧会など | 16:00 | comments(0) | trackbacks(0) |
若冲祭り
だいぶ日差しが強くなりましたね。
私の住む神奈川はこのところ風も強くて、うまくすれば風に乗ってしばらく飛べるのではないかと考えてしまいました。

ゴールデンウィーク、友人からお誘いいただいて上野の若冲展に行きました。
連休のまっただ中、しかもテレビでだいぶ取り上げられた展覧会でしたので混むだろうなと覚悟のうえです。

穏やかに晴れた日、上野駅に着いたのは午前11時頃で、展覧会場の東京都美術館めざして歩いていると美術館前に渋い色合いの傘をさした人の群れが見えてきまして、なんだろうと思ったら入館待ちの行列で傘はサービスで日傘として貸し出してくださっていたのでした。
最後尾のプラカードに80分待ちと書いてあって、ほぼそのとおり80分ほどかかって展示室へたどりつきました。

これだけの行列なので、展示室もたいへんな賑わい。だいたい入ってすぐ付近の作品は混み合ってても途中から流れが速くなって空いてくるだろうと予想していたのですけど、結局最後まで同じような混み具合でした。
ほとんど皆さんの頭越しや、隙間からチラ見、という感じで特に有名な作品は全体を観ることは難しかったです。何枚かは観るのを諦めました。
それでも奇跡のような誰もいない空間ができたりすることもあって、そういう瞬間にじっくり拝見もできましたよ。
「釈迦三尊像」の前なんかはなぜか空いてました。

「動植綵絵」30幅はみごとだったですけど、混み合っててほとんど観れず、脇の通路に部分を拡大した印刷のパネルがならんでまして、しかたなくそちらを観ました。だけど細かくて丁寧で情熱と集中力に圧倒されました。これは30幅すべて宮内庁に収蔵されているんですね。かっこいいな。

展覧会、はじめのうちはせっかく来たのにあんまり観れなくて悲しかったんですけど、そのうちにこれは祭りなんだと、若冲祭りだと思うようになってからは、楽しめました。
ちょうど10年前にプライスコレクション展で若冲の絵の実物をはじめて拝見してまして、このブログにも感想など書かせていただいているのですけど(こちら)読み返してみたらそのときもだいぶ混み合っていて「今度がもしあるならば、もうちょっと落ち着いてのんびりじっくり観たい」なんて書いていました。
叶わず。。
でも、拝見し終わって14時すぎくらいだったかな美術館から出てきたら、もう外の長蛇の列はなくて館内に短く並んでいるかたがいらっしゃったくらいでした。午後の方が空いているのかも。
もう連休が終わったから関係ないかな。
もしまだ混んでましたら、よかったらお祭り気分でどうぞ。5月24日(火)までだそうです。

若冲先生に感化されて、芍薬の花など買ってきまして描きました。

難しくて何枚か描いているうちに枯れてしまって、さわったらごそっと花がばらばらになってしまいました。
これはそのちょっと前のスケッチに色をつけたものです。
そのあとスケッチと記憶をたよりに描いてみたけれどダメでした。
若冲先生はあんなに繊細な絵ですから、仕上げるまでに花はだいぶ変化してしまったのではと思うのですが、おそらく写真もなかった時代にどんなふうにして仕上げていったのでしょうね。

 
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| 展覧会など | 03:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
ぼく
冬は冷たいと思っていたパソコンのキーボードを打つ時手をのせる場所、今はすごく熱くなっちゃってます。逆ならいいのに。
9月になってもあっついですね。みなさま夏バテしてませんか。

夏でもビールや清涼飲料などは常温で、内蔵を冷やさないため冷たい物はあまり口にしないようにしていた私でしたが、今年は誘惑に負けて冷たいもの飲みまくり食べまくりしてます。そのおかげでなのか今年は胃腸薬のお世話になる日が多いです。やっぱり冷たい物のとりすぎは良くないのでしょうね。

8月に美術館へ二つ展覧会を観に行きました。
一つは平塚市美術館で開催中の「日本の絵 三瀬夏之介展」です。
三瀬夏之介さんの絵は、数年前東京都現代美術館の「No Borderー『日本画』から/『日本画』へ」という展覧会で初めて拝見して、それ以来大好きなのです。
その三瀬さんの展覧会が私の住んでいる地元の美術館で開催されている。うれしくて自転車をぶっ飛ばして行ってきました。

展覧会、スゴかったです。
超常現象のマクロもミクロも表したような、ものすごいエネルギーの流れの中にちっちゃく人間がいたり山の神社の鳥居があったり、アダムスキー型のUFOやネッシーや大仏や五重塔や富士山や、、、あぁ心が爆発しそうです。
三瀬夏之介展
三瀬さんは関西と東北にお住まいの時に両方で大震災を経験なさったとのこと。作品から、自然の巨大なチカラと人の健気な強さの両方が感じられるのはそのせいなのかなと思ったりしました。
期間は9月16日までです。観覧料金200円(!)。もしよろしかったら、是非。


もう一つは友人からお誘いいただいて神奈川県立近代美術館 鎌倉で「松田正平展」。
こちらは残念ながら9月1日までで展示期間は終わっています。お知らせが遅くてごめんなさい。
松田正平展
松田正平さんの作品は今回初めて拝見しました。
生誕100年だそうです。
ごく初期のかしこまったような油彩から突然突き抜けるように自由な作品に変化する様子が、いったいこの時に何があったのだろうと思ってしまうほど、笑ってしまうほど。
ですが、初期のキチンと描き込まれた女性の絵より、自由に描かれた女性の絵からの方が感じるものが多いように思うのです。
裸婦(草の上)
この「裸婦(草の上)」という作品も、女性の肌の匂いや体温、ひんやりとした草と地面の匂い、青空の下、どきどきして恥ずかしいような気持ちが良いような。。
絵は心を伝えるものなんだよ、と教えてもらったような気がしました。
形にこだわりすぎず、そのときの心を素直に絵にできたらいいな。

やっぱり展覧会に行くことって大切ですね。


余談ですが、三瀬夏之介さんの作品タイトルに「ぼくの神さま」とか「だから僕はこの一瞬を永遠のものにしてみせる」なんていうのがあって、男の人の「ぼく」という一人称がとても羨ましく感じました。
「ぼく」って、少年の純粋さをイメージさせて、なんとなく内にこもってて、ちょっと駄目で、でも頑張ってて‥、なんとも良い呼び方に思えます。
ぼく。
女性が言ってしまうと、まったく別の物になってしまうと思うんですよね。
いいなあ。


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| 展覧会など | 17:16 | comments(2) | trackbacks(0) |
個展をしました
実は、個展をいたしました。一応初めての個展です。
お知らせが遅くて申し訳ない。。
 
3月29日〜4月3日まで、表参道にあるHBギャラリーでやらせていただきました。
自分がHBギャラリーで個展をすることになるなんて、まったくもって考えてませんでした。昨年の2月頃にお話をいただいてから自問自答を繰り返しまして、生意気にもやらせていただくことにしました。

当初は全部新作を飾らせてもらうつもりでいたのですが、プレッシャーとか諸々、自分の怠け癖も原因で新作はほんの少し、ずっと前にコンペ用に描いた絵やこのブログに載せるために描いた絵、あとはMJの課題で描いたものを集めまして、なんとか壁を埋めることができました。

そんな訳で申し訳なくてお知らせのハガキもあまりお送りしなかったのですけど、それにもかかわらず、たくさんの方にお越しいただけて貴重なアドバイスやご感想を伺えました。
本当にありがとうございました。

個展は思っていたよりずっと充実して良いものでした。
お越しくださった皆さんとお話を重ねて行くうちに、今の自分を見直したり、この先どういう絵を描きたいのか考えたりして、闇雲に焦っていた自分の目の前が少し晴れたような気がします。

HBギャラリーの方々も素晴らしかったです。さすがだなあと脱帽することばかり。そんなHBの歴史に加わらせて頂けたことがうれしいです。

この一週間のことはたぶん人生の終わりに思い出すような気がします。
宝物です。
心より感謝申し上げます。

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| 展覧会など | 23:23 | comments(2) | trackbacks(0) |
よりそって
 もう6月なのですね、早いわぁ。

先日お知らせしましたグループ展「POETRY 詩によりそう」は、おかげさまで無事に終了いたしました。
たくさんの皆さまにお越しいただいて、ご感想や励ましの言葉などもいただいて、、いただきどおしの一週間でした。スミマセン。
お越し下さった皆さま、どうもありがとうございました。
また、お越し頂けなかったけれど気にかけてくださった皆さまにもお礼申し上げます。

ギャラリーによる企画でのグループ展というと、だいたいご一緒する方は初対面だったりすることが多いのですが、今回の場合はほとんどが知り合いの方々でしたので、人見知りな私には本当に気持ちの面で和みの一週間でした。
優しくてチャーミングで素敵な方々、ご一緒できたことに感謝します。
ありがとうございました。







展示期間中に、ウチのベランダのアマリリスがぬっと伸びて眩しい花を咲かせました。
毎年咲いてくれていたと思うのですが、昨年はなぜか咲きませんでした。
今年は四つも花をつけてます。
よかった。



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| 展覧会など | 14:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
POETRY
 深夜に関東では少し大きめな地震があって、ちょっと慌てました。震度3だったようですけど、部屋のどこかでビシッという音がして怖かったです。
急な豪雨や竜巻やいろいろと、自然にはかなわないと思い知らされるこのごろ。なにかあったとき、できるだけ冷静でいられるような人になりたいです。

さてさて、お知らせが遅くなってしまいましたが、本日からグループ展に参加しております。
POETRY 詩によりそう
「POETRY 詩によりそう」展

場所 ギャラリー
DAZZLE 東京都港区北青山2-12-20 #101

期間 2012年5月29日(火)〜6月3日(日)
   12:00〜19:00(最終日は17時までです)

参加作家 大場綾さん
     北住ユキさん
     たじまひろえさん
     袴田章子さん
     本田晴子さん
     そして私、以上6人。
参加者それぞれ好きな詩から受けたインスピレーションを絵に表現する展覧会です。

私は、吉野弘さんの『生命は』と、俳人の辻美奈子さんの詩『ねむたくて』、宮沢賢治さんの「春と修羅」から『春光呪咀』をイメージして3枚描きました。

いつもながら間際まで悩みに悩んで描いて、客観視できず、どうしたらいいか解らなくなって時間切れになってしまいました。固さが目立ってしまってお恥ずかしい。結局、もっとたくさん絵を描かないとだめだということを思い知らされて、いつも怠けてしまっていた自分を後悔してます。こんなことばっかり繰り返して、いつまでも変化がないです。。

とはいえ、ご一緒する皆さんの作品は素敵です。じんわり、しっとり、パワフルなどなど‥個性が際立つグループ展だと思います。
天候も不安定なこのごろですが、お近くにお越しの際はお立ち寄りいただけると有り難いです。
本日は夕方18時からささやかながらオープニングパーティも予定しております。よろしかったら、お気軽にご参加くださいませ。
よろしくお願いします。

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| 展覧会など | 12:21 | comments(0) | trackbacks(0) |
柿渋色
 珍しく大河ドラマを観ています。「平清盛」。
あんまり評判が良くないのかな?私はいまのところ第一話から欠かしてないです。心に迫るものがあり、毎回涙してしまう。
画面が汚いとおっしゃったかたがいらっしゃるそうですけど、私が観る限りでは美しいと思うとこはたくさんあれども、汚いと思ったとこはひとつもないです。なんでしょう、話題作りのための奇策だったのでしょうか‥、解らないです。

さてさて。
先日、丸の内にある三菱一号館美術館で「KATAGAMI STYLE」という展覧会を観てきました。
江戸時代のころの日本の染め物に使われた型紙が影響を与えた、19世紀末の欧米の美術工芸品や絵画などが、その元となったと思われる型紙と一緒に展示されています。

以前、上野の東京都美術館で「生活と芸術〜アーツ&クラフツ展」を観たのですけど、あの展覧会の中から、型紙に関係する作品だけをぎゅっとしぼって並べたような感じも受けました。あの時と同じ作品ではないですけれど。
でもアーツ&クラフツ展では観られなかった日本の繊細で美しい柿渋色の型紙の本物がいっぱい並んでいて、その大胆でモダンなデザインといい、細工の細やかさといい、思ったよりも型紙は小さなものでこれを長い反物に染めていったのかと思うと気が遠くなるほどの作業だったろうなあと、ため息が出るばかりでした。

それからエミール・ガレやルネ・ラリックの作品はやっぱり良いなぁと思いました。ドーム兄弟の「たんぽぽ」のランプも可愛らしかった。

ここにお知らせするのが遅くて、東京での展示は5月27日(日)までです。ごめんなさい。(このあと京都、三重と巡回されるようです)
一号館美術館は水〜金曜日は夜20時まで(入館は19時半まで)開いているのがありがたい。
美術館は1階にチケット売り場があってエレベーターで3階へ。3階から2階へと展示室が続きます。部屋の数が多く、部屋から部屋へ移動する通路もあったりして、全部観て回るのにだいぶ時間がかかります。

下の写真は3階の通路から中庭の夜景を写しました。
丸の内のビジネスマンの方々がお仕事帰りに立ち寄るのでしょうか、洒落たバーなどがあって遠い夢の世界みたいです。

実は、KATAGAMI展の前にこの三菱一号館美術館で開催されていたルドン展も拝見したので今回でここへ来るのは2度目です。
ルドンの時は3階から1階まで展示スペースが設けられていて、見終わった時はだいぶ疲れました。。(展覧会はとても面白かったです)
建物も近代建築の古いもので、床が木で出来てましてヒールの靴だと足音が響いてしまいます。でも、部屋のあちこちに古い暖炉があったりして、建物自体も楽しめると思います。

いま思ったのですけど、「平清盛」の画面は柿渋色に近いのかも。


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| 展覧会など | 23:29 | comments(0) | trackbacks(0) |
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